ロイとハボとエド
Triangle act.6





「前屈みするのやめてくださいっ!!」

アルフォンスの厳しい声。
先程垣間見た愛する少女の素肌があまりにも白く艶かしかったのだから仕方ない。

ロイは壁に片手を突いて、ハボックはしゃがみ込んでなんとかやり過ごそうと努力した。
全く見ていて恥ずかしい大人達である。

先に立ち直ったのはロイだった。
ふう、と息をついて軍人らしく背筋を伸ばし体裁を整える姿は流石と言えるだろう。

経験豊富なだけあって、勃起を沈めるのもお手の物なのだろうか?と真剣に考えてしまったアルフォンスも少し変わっている。

やれやれ、と少し遅れて腰を上げたハボックもまだ少し顔は紅潮しているが股間の熱は収まったらしい。

(お見事です、二人とも!!!)←変な感心すな


この二人はもういいや、と姉を心配して閉じられたままの扉に目を遣ると、ホークアイが出てくる所だった。
3人が一斉に目をやる。

「エドワード君が、不用意に鍵を開けた自分が悪いと説得したから銃を出さないのです。」

凛とした声で二人に言う。

「彼女の優しさを努々忘れませんように。」
「…了解した。」
「…ハイ。」

ホークアイは情けなく肩を落とす二人を横目で見ながら、アルフォンスに向かい合うとその鋼の腕に両手を絡めた。

「さ、アルフォンス君デートに行きましょうか?」
「はい♪」

仲睦まじく階段を降りる途中、思い出したように声をかける。

「エドワード君は話を聞いてもいいと言ってくれてますよ?それでは…」

宿から出ると既に日は落ちていた。

「姉さん大丈夫でしょうか…?」

他の事を考えて申し訳ないという風に恐縮して聞いてくるアルフォンス。
こんな所が良く似た姉弟だと思う。


「あの人たちは本気なのよ。先送りにしてもきっといつかはこういう日が来たと思うわ。」
「本気…なのはなんとなく判ります。でも姉さんは…。」
「手を出したりはしないと思うわ?ただもしもエドワード君に今日の事で何かあったらアルフォンス君と私で殺ってしまいましょう?」
「はい!ありがとうございます中尉。」


二人は楽しそうに笑い、この後のデートコースを話し合いながら夜の雑踏の中に消えていった。





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アル、君の将来がマジで不安です。

pana








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