| エド子長編にするつもりなかったのに長編。 Only For You,Only For Me act.8 |
| ※この先はR18です。性的表現てんこ盛り、苦手な方、間違えて入っちゃった18歳未満のお友達は激しく回れ右してやってくださいませ。 大丈夫な方のみ下へスクロールどうぞ。 なんて愚かな自分。 過去なんていらないのに。 散々浮名を流した自分など消えてなくなればいいのに…。 イシュバールの内乱で傷ついた心と血で汚れた両腕は生涯人を愛する資格など無いと己に暗示をかけさせ、それでもどこかで発散させずにはいられない肉欲を後腐れない美しい女性達で賄ってきた。 結婚をするなら間違いなく政略結婚だろう、子供など必要ない。 大総統になるための布石であるならば仕方が無い。 愛なんていらない。女とはその程度の繋がりで充分だと思っていた。 まさか恋ができるとは思わなかったのだ。 人を愛する事ができるなんて。 汚い過去がこんなにも愛する人を苦しめるなんて知らなかった。 常に女性を選び放題で、優越感すら感じていた自分。 今思えば馬鹿馬鹿しい。 たった一人の愛する人を不安にさせて何が男だ…。 「消えてしまいたいよ…。」 「え?」 長い沈黙の後、ぽつりと口から出た言葉。 エドワードはぴくりと身体を揺らした。 「いらないんだ…君しかいらないのに…君の身体だけを知りたかった…。」 「ロイ?」 今更童貞に戻れるはずもないのに、また馬鹿を言っている自覚はあった。 過去のどんな女よりエドワードは快楽をくれる、比べるまでも無い。 でも身体は記憶していて、エドワードの素晴らしさを思い知らせる。 良い方であっても比べられるエドワードにしたら良い気はしないだろう。 何故そんな言葉を口にしてしまうのか、自分の全てが許せなかった。 「私は馬鹿な男だ…。こんな歳になるまで愛なんてもの知らなかった。」 「………。」 「…殴ってくれないか?」 「………。」 「何度でも殴ってくれ…。こんなに君を傷つけ続けているのにそれでも君を手放せない…。」 「ロイ…。」 「愛してるんだ!」 顔さえ上げる事ができないでいた。 エドワードの鋼の肩が額に当たる。 動かない、殴ってくれないエドワードに痺れを切らせてロイは肩にごりごりと頭を擦った。 「やめろって…ロイ!」 こんな事したってエドワードが許してくれる筈もないのに、自傷的な行為は止められない。 擦り剥けて血が滲み始め、焦ったエドワードの生身の左手が頭を押さえ込むまでそれは続いた。 「馬鹿やってんな…。痛いだろう?」 「エドワード…痛くない、こんなの痛くない…。」 「俺が痛いだろう!!」 怒鳴られて初めて顔を上げる。 ひやりと左頬が、ぬくもりで右頬が包み込まれ、無理矢理頭を引っ張られた。 目の前にはロイより痛そうに顔を歪めたエドワード。 「俺の為にアンタが傷ついたら俺が痛いんだ…。」 「エドワー…ド…。」 「ロイの過去は消えない。俺の犯した罪が消えないのと一緒だ。俺まだ子供だから、どうやって焼もち焼いたらいいか解んなくて、過去の女性にまで焼もち焼いて…ごめん。」 「ちが…。」 「あーあ。また泣いたのか…どうすんだ俺の機械鎧錆びちゃったら…。」 エドワードは儚げに微笑った。 子供なのはどっち? 柔らかな生身の腕でまるで子供が自分にそうするようにロイの鼻を擦る。 ぬるりとした感触で、また自分が大人気なくも鼻水まで垂らして泣いていた事に気付いた。 「俺もアンタも本当に子供だな?」 「うん。そうだねエドワード…。」 「思った事は口に出そう?恥は一緒にかけばいい。」 「うん、うん。」 「俺もアンタも大概恥ずかしい事してんもんな?」 殊更明るく笑うエドワードに、ロイは何度も頷いてみせた。 14も年下の少女と同じスタートラインに立った事実に苦笑してしまう。 愚かな自分を許し、幼い自分を恥じる姿はいっそ清廉で眩しい程。 すっかり冷め切った体に再び熱を点す様に、優しくエドワードの腰に手を回す。 おずおずと頭を抱きしめていた両腕がロイの背中に降りてきた。 互いの温もりに同時に安堵のため息を零し、笑い合うのはなんて幸せなのだろうか。 「仕切りなおしだ、エドワード。」 「うん…もう一回最初から、ロイ。」 どちらともなく目を瞑り、唇が重なった。 何度も何度も啄ばみ合って、次第に深くなってゆく口づけに没頭する。 まるで酒に酔ったようなぼんやりとした高揚感に、甘く柔らかく欲望の火が灯った。 つんと立ち上がった乳首がロイの胸板を掠め、ふるりと震える。 それに反応したペニスが熱を取り戻すのに時間はかからなかった。 互いの肌の温もりだけで、潤んだ表情だけで息が上がる程。 性急かとも思ったがロイは体をずらして乳房を深く銜え込み、そのまま節くれ立った指を下肢に這わせた。 充分過ぎる潤いで、ぬちゃりといやらしい音を立てる。 「んっ…は……ぁ…ろい…も入れて…。」 強請るように揺れる腰。 足を大きく開かせ、尻を掴んで持ち上げた。 「エドワード…愛してる…。」 下がらぬように腰を腿で支えてやり深く繋がれるように覆いかぶさって膣口にペニスを突き降ろした。 ぶるぶると全身を震わせて、エドワードは受け止めた熱に硬く目を瞑る。 小さなそこは毎回多少の痛みを伴わせていた筈なのに、快楽しか感じなかった。 じん、と脳髄まで駆け上る目が眩む様な感覚に情けなくも射精してしまいそうになり、必死で歯を食いしばる。 視線を落とせば、唇をきつく噛むエドワード。 そっと舌で舐め、開放を促した。 背中を彷徨わせていた両手が爪を立て、噛み付くようにペニスを締め上げる小さな膣はきゅうきゅうと収縮を繰り返す。 「あっ…、うぅん…っ!もっ…ロイ、も…だめぇっ!!」 エドワードの痴態に、血液はこれでもかとペニスに流れ込んだ。 また一回り大きくなったそれにエドワードは目を見開く。 「エド、エドワード…すまな…い、私も…っ!」 「ひっ…あぁん!ロイ…ロイっ…!」 ぎりぎりまで引き抜き、一気に突き入れる。 亀頭が子宮口を激しく刺激した。 奥行きの小ささに収まりきらない陰茎の根元に、混ざり合って泡立ち白濁した体液が纏わりついて、視覚までもが甘い毒のよう。 動きの激しさに陰嚢が音を立てて尻に当たり、益々余裕の無い自分を思い知らされた。 「あっ!やぁっ!!…も…いっちゃ…っ!!」 「いこう、一緒…に…。」 一層スピードを上げた腰の動きについて行けず、揺らされるままに身を任せる。 痛まないか?などと考える余裕など無くなって、頭の中が弾け飛ぶような錯覚。 「んっ、アッ…アァァァァーーー!!!」 「――――――――っ!!!」 子宮の小さな入り口に突き入れる勢いで射精した。 最奥にぶつかる熱い精液の迸りに全身が痙攣し、目も眩むような快楽に息をすることすら忘れてしまったようだった。 言葉も無く抱きしめ合うしかできない。 荒く上がったままの息だけがお互いの耳に響いていた。 全身全霊をかけたたった一回の交わりは、今まで費やしてきた二人のどの時間をも凌駕する程満たされる。 互いの温もりだけが全て。 ロイは抱きしめ合った格好のまま、器用に肘をつき体勢を入れ替えた。 機械鎧をつけて尚軽いエドワードを上に乗せて再び強く抱きしめる。 肩口に擦り寄る温もりと、首筋をくすぐる柔らかな金糸の感触にうっとりと目を閉じた。 間違えても何度でもやり直そう、恥などお互いを失う事より怖くない。 今はまだ共に過ごせぬ日々だけど、いつか必ず二人の道が一つになるように。 愛がまた二人を明日へ走らせてくれるから。 ← / END |
| なんか簡単に終わってしまった感があるんですが(行数的に…)。 難産でしたとだけ言い訳しておきたいと思いますorz ロイが早漏なのはわざとですからね!わざとなんですよ…多分普段は違うんだ…。 最後までお付き合いありがとうございました。 これでこのお話は終わりです。 翌日の司令部の話を考えてありますが、それはまた今度(笑)。 pana 2006/1/11 |
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