| ロイエド子幼馴染パラレル 片道逢瀬 2 act.3 |
| ※このお話はパラレルです。しかも現代設定な挙句に幼馴染で同い年。無理だと思ったらやめておいてやってください。先に『片道逢瀬』をご覧になることをお勧めします。 設定 エドワード・エルリック(♀) 16歳、高校生。 本当はロイが大好きだけど、ロイが女性にモテ過ぎて意地張ってぷい。 ロイ・マスタング 16歳、高校生。 エドワードと同じ学校へ行ってます。 二人はお隣同士で幼馴染。 ロイ君はエド子さんが大好きです。 大好き過ぎて変態の域です! モテるんですけどエドしか見えません。 黙り込むエディを見つめながらただひたすら考えた。 諦めるべきなのか。 だって彼女を悲しませ続け、あんな事までしてしまったのだから。 もう一度初めからやり直してエディの気持ちをこっちに向けて貰う。 それがきっと一番正しいのだ。 「エ…ディ……いや、エドワードさん!」 「…は?」 「本当にゴメンナサイ。どうしても我慢できません。付き合ってください!!!」 あー俺の馬鹿!! 次に来る言葉が予想できて、怖くて俯く事しかできなかった。 「往生際悪いぜ…。」 「ゔ…。」 怒気混じりに呟かれた言葉が俺の心臓を貫いた。 やっぱり駄目かと目を堅く瞑る。 瞬間耳に届いたのはくすくすと楽しげな笑い声で。 「…エドワード…さん?」 顔を上げるとそこには、困ったようにでも嬉しそうに微笑んでる愛しい人。 「ロイさん、俺もごめんなさい。物凄い焼きもち焼いてました。」 「エディ…?」 「これからは俺だけを見るって約束できる?本当に悲しかったんだぞ?ずっと何年も…。」 「できる!もう一生死ぬまでエディしか見たくない!!」 感極まって抱き締めたエディは少しだけ震えていた。 俺の首筋がじわりと濡れ、彼女が泣いているのだと教えてくれる。 「大学卒業したら…。」 そう言って言葉を詰まらせたエディの顔を覗き込もうと身体をずらしてみたが、きゅっと力を込められ益々深く密着してしまう。 「エディ?」 「お………俺と、結婚してください。」 「………!!!」 驚きで固まってしまった俺に不安げに顔を上げたエディの瞳は少し赤く潤んでいた。 眉尻を下げて小首を傾げる仕草にドキンと胸が高鳴る。 「いいの?…俺でいい?」 「さっきまであんなにしつっこく結婚迫ってたのロイだろ?それとも嘘だったのか?」 「違う!そんな筈無い………ありがと…ありがとエディ…っ!!」 「ロイ………。俺もすきだよ。」 俺達は抱き締めあったまま子供の頃のように声を出してわんわん泣いた。 スマートにそつなく女の子達と付き合ってきた、手癖の悪い俺なんかもうどこにもいない。 犯罪ちっくで間抜けで格好悪い、こんな二人の始まりは、でも今までで一番幸せで愛おしいと思った。 いつの間に眠ってしまったのだろう。 腕の中の心地良い温もりが寝返りを打ち、その振動で目覚めると昼を少しまわった時刻だった。 散々泣いたせいで頭も瞼も酷く重い。 ついでに股間も重かったのだが、これは生理現象であって決して意図したものではないんだ!うん。 頭だけ起こし部屋を見回すと、カーテンが引かれたままで薄暗く、俺はそっと乗り上げていたエディの身体を降ろして立ち上がった。 全裸であったのに気付き、慌てて下着を身に着ける。 トイレに行きたくて二階に人がいないのを確認するため扉に近づいた。 ふと目に留まる小さな紙袋。 手に取ってみると、可愛らしいメモ帳の切れ端に書かれた手紙が貼り付けられている。 「んー……どしたんだ?ロイ…。」 「あ、うん。なんかコレが扉のところに…。」 目覚めたエディがシーツを身体に巻いて、目を擦りながら近づいて来た。 手紙を開いて二人で覗き込むと、そこには女性らしい丁寧な筆跡。 「母さんだ。」 「トリシャさん?」 ”お友達とでかけてきます。 帰りは6時頃になると思うので、晩御飯は何か買って帰るわね? ロイ君の分も作るからゆっくりしてゆきなさい。 袋の中身は私からのプレゼントです。 ロイ君、男の甲斐性よ?しっかりしてね♪ トリシャ” 「出かけちゃったみたいだな。」 「あぁ。」 「この袋の中身はロイにっぽいから、ほれ。」 無造作に投げ渡された紙袋をガサゴソと開けてみる。 ちらりと覗いてみると、中には長方形の箱が入っていた。 「………………コンドーム?」 「はぁ?」 「男の甲斐性ってこれか…。」 「ははは…。」 言い知れぬ脱力感に、俺とエディは笑うしかなかった。 トリシャさんはおっとりして見えて本当はスゴイ人なのかもしれない。 いや…天然なのか? 「ま、まぁ…公認ってことで。」 「だな。」 困り顔のエディの腫れぼったい瞼が愛しくてちゅっと口付けた。 涙の痕を指で触れ、ふと昨夜のままシャワーすら浴びていないのを思い出す。 「誰もいないならシャワー浴びないか?」 「え?一緒にかよ!」 「だ…駄目?」 「うーん。まぁいいか。」 「いいのか?」 「なんだよ、じゃあ聞くなボケ。」 「…すいません、一緒がいいです。」 真っ赤になってぷぅと頬を膨らませたエディの小さな唇に啄ばむようにキスをしてご機嫌を取りつつバスルームへと向かった。 ←/→ |
| 次は言わずもがなR突入です。 てか何このトリシャママ('∀`) 2006/5/15 pana |
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