自慰

この作品には性的表現が含まれております。
たいしたことないですが18Rとさせて頂きますのでご了承ください。
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ベッドに腰掛け一息つく。
良く冷えたビールを一気に流し込み、それをサイドボードに置くとごろりと横になった。
顔にかかった長めの前髪を少し乱暴にかきあげる。




















今日の激務を終え、全身に纏う倦怠感がいらぬ妄想を呼び起こす。

なぜ今更あんな子供に…。
それは毎日繰り返される自問。

くるくる変わる表情、からかえば本気で食って掛かってくる。
直属の上司だの後見人だのお構いなしだ。
時折見せる優しい微笑みとか、少し硬い金色の髪とか、意思の強い瞳とか。
一瞬たりとも目を離せなくなる。
思わず一緒に笑ったり、ふざけあったりしてしまう。

最初にリゼンブールで彼に会ったあの瞬間から、心は鷲づかみにされていたようだ。

本気の恋ではなかったにせよ、沢山の女性と付き合い、肉体を結び、愛を囁いてきた。
なのに何故、今更あんな子供なのか…。


どこが可愛い?

全部。

意地っ張りな性格も。
指先も鋼の腕も足も。
旅生活で日に焼けた肌も、さくらんぼのような唇も…。

子供らしいしなやかな筋肉、適度な柔らかさ。
触れてみたいと切望する。


愛を囁いたらどんな表情をするのだろうか。
口付けをしたら…?

息が上がるのを感じる。
性欲を処理する相手には困ったことがないこの自分がだ。
熱くなった下半身を持余し、そっとジッパーをおろしてみる。
やはり多少こそばゆい。

半勃ちになったペニスを取り出すとそれがビクリと反応した。

頭の中が金色で一杯になる。
思うままに手を上下させてみると、まるで10代頃のように大きくなった。

この歳で手淫もないだろう…。
そうは思うが届かぬ思いに焦れた熱は歯止めが利かない。

はやく扱けと脈打つ自分自身に思わず笑いが込み上げてしまうほどだ。
ふう、と一つため息を零し諦め半分に手を動かし始める。

目を瞑り、心はあの少年の元へ。
ぬるりとした透明の液体が滑りを良くしはじめると、倒錯的な妄想に支配されてゆく。

息が上がる。

可愛い、可愛い、鋼の錬金術師。
肌に触れて思い切り鳴かせたい。
唇に触れたい、触れさせたい。

体中の隅々まで愛撫する、自分を愛してくれている反応。

全部妄想。


ペニスが限界に達しそうになり脳内のエドワードを貫く。
そこでは自分が神だから。
好きなように動いて悲鳴を上げさせて、しがみつかせる事ができる。
手の動きはいっそう早まって動悸も激しくなって…

「く…っ」


掌に放出した白濁液を自嘲気味に見つめる。
乱暴にティッシュを取り、ざっと拭うだけにして立ち上がると、苛立たしげににバスルームへ向かった。





END


_| ̄|○ 馬鹿自分

pana








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